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ミュンヘン工科大学X農工大 合同研修@日本(東京&福島)を開催

2025年3月26日

 3月13日(木)~18日(火)、府中キャンパスと福島県の浜通り地区で、“Innovation for Global Energy and Agriculture with Art & Design Thinking”をメイントピックとして、FLOuRISH主催の海外合同研修が実施されました。農工大からは理系ビジョナリー?リーダー?プログラムBasicコースで選抜された4名の学部4年生を含む博士課程までの学生12名、ミュンヘン工科大学からは学部生から博士課程の学生11名の総勢25名が参加しました。
 参加者は、東日本大震災から14年目の節目に福島県浜通り地域を訪れ、今まさに廃炉作業を行っている東京電力福島第一原子力発電所をはじめ、ロボットの性能評価や操縦訓練等ができる世界に類を見ない福島ロボットテストフィールド、世界最大級の水素製造システムを備えた再生可能エネルギー由来の水素製造の実証運用施設である福島水素エネルギー研究フィールドなどを視察し、各所で行われている最先端研究と技術、新産業創出などで進んだ復興の現状を学ぶとともに、未だ残る課題について、自身の研究と関連付けて解決策を考え議論を行いました。府中キャンパスに戻ってからは、双方の参加者同士が国籍を越えて協働しながら、福島に残されている課題やこれから顕在化するであろうニーズに対して、科学技術でどう解決できるか提案発表を行いました。
また、府中キャンパスでは、農学部植物工場研究施設や農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター(FSセンター)の味噌づくりの現場を見学し、ドイツの学生だけでなく、本学学生も日本の食文化について改めて学ぶ良い機会となりました。 

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